「豊かな自然と、安心できるコミュニティの中で、子育てをしたい」というお母さんたちの思いをかなえられる場所です。子育てと同時に、若嫁さんで集まってカフェを開いたり、手仕事の店を開いたり、家庭菜園を始めたり―――ずっとやりたかった「私の暮らし」を始めています。
地域の職業は、
土木・工務店・農林業などごくわずか。
見方を変えれば、ここは、豊かな自然資源と深い文化に恵まれた土地。これからの仕事を興すフロンティアとして、無限の可能性を秘めています。
農林業・農産物加工・アウトドア・ツーリズム・自然エネルギーなど。あなたの挑戦をお待ちしています。
石徹白は、地域みんなが顔見知り。
子供たちは、地域の人たちに見守られながら、のびのびと育っています。小学生の子が、小さい子の面倒をみるという、懐かしい日本の姿が、ここにはあります。
少人数の小学校・保育園だからこそ、一人一人にあわせた熱心な教育が行われています。スキー教室、釣りクラブ、学校菜園、民踊教室なども、この地域ならでは。
大声を出したり、走り回ったり。不便なことや思い通りにならないことも、自然から学ぶことができます。

石徹白で子供たちは、豊かな自然に囲まれと、地域の人たちにあたたかく見守られながら、育ちます。
白山中居神社にしかない「五段の神楽」。小学生の女の子2人が巫女として舞います。2013年秋には、伊勢神宮の式年遷宮でも、神楽を奉納します。
石徹白は渓流釣りのメッカ。
フライフィッシングや、毛ばりの巻き方を、渓流釣りのプロに教わりながら、自然との関わりを学びます。
甘くて美味しい石徹白のトウモロコシ。小学校の学校菜園でも種から育てています。夏の「トウモロコシの収穫祭」には、子供たちも出品します。
白山中居神社の創建を祝うお祭り。
縄文時代から神様が祀られていた盤境(いわさか)の前で、2~4人の女の子が、巫女として舞います。
白山信仰の大切な道として、石徹白の人たちが脈々と管理してきた登山道を、皆で守るためのイベント。
地域内外の人たちとともに、銚子ヶ峰まで登ります。
石徹白には、郡上踊りとも、白鳥踊りとも違う、石徹白にしかない民踊が伝えられています。
学校では、地域の人が先生となり、歌と踊りを伝えています。
少ない児童数であっても、地域の人たちに見守られ、地域が一体となった運動会。
子供たちの頑張りは、毎年、感動ものです。
2年に1回開催される文化祭。子供たちも、地域の人たちも、この日に向けて作品や舞台の練習をします。
秋の文化シーズンは、市内の文化発表の場で、石徹白民踊や、わらべ歌などを披露します。わらべ歌は、地元のおじいさん・おばあさんに教わったものです。
石徹白小学校の冬の体育の授業は、すべてスキー。
週に2回、午後の時間が、スキー教室に充てられます。子供たちは、短期間でも、みるみる上達します。
小学校のスキー大会も、地域の人たちが参加します。タイムトライアルだけではなく、雪の上でのパン食い競争もあり。スキーの技を競いながら、地域と子供たちがふれあう場でもあります。
石徹白では、石徹白の冬を、多くの人に楽しんでいただこうと、「キャンドルナイト」や「かんじき体験」などのイベントを実施しています。 石徹白小学校の子供たちが都会の人たちと交流する雪上運動会も、恒例行事となってきました。