[田舎で子育て]標高700mの別天地、岐阜県「石徹白(いとしろ)」へ子育て移住しよう!

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いとしろ子育て移住推進委員会
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よくある質問

「私がお答えします!」廣中詩穂さん

私たちは2013年4月から主人と2歳の息子とともに石徹白へ移住してきました。
それまでは神奈川県川崎市に住んでいたので、生活インフラは間逆と言っていいほど変化しましたが、そんな私から見た石徹白の暮らしについてのよくある疑問に、フレッシュな移住者の視点でお答えします!

Q1.買い物は不便ではありませんか
峠の麓の町までは車で30分。最初のうちは不便に感じる方もいるかも知れませんが、気付いた頃には「当たり前」になっていました(笑)
町にはスーパーやディスカウントショップ、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニなどがあるので、今まで買う物に困ったことはありません。
週に1回生協の宅配もありますし、今はネットで買い物もできるので、私は買い物に不便さを感じたことはありません。
また夏は地元で新鮮な野菜が沢山採れ、冬は保存食が豊富です。
石徹白地区内には小さな商店が2店ありますが、大きなお店がないので無駄遣いは減るかも(笑)
Q2.病院が無いと不安では?
集落内にある福祉施設に診療所があり、週に1回お医者さんが来るので、診察を受けることができます。町の病院へは車で30分かかりますので、いざという時の心配をされる方もいるかもしれません。
ただ移住前に川崎市に住んでいた当時、私は車を持っていなかったので(こちらに来るタイミングで免許を取りました)結局近くの病院までは徒歩かバス。
「いざ」という時であればタクシーを使おうと考えていたのですが、タクシーを呼んでから病院に到着するまでの時間を考えたら30分かそれ以上だったかもしれません。 そう考えると余程不安を覚える事ではないと思っています。
Q3.豪雪地帯ということで、雪が不安です
私はまだ石徹白で冬を経験していません。
地元の方の話を聞くと、積雪は毎年1m~2m。道路はほぼ毎日除雪をしてくれるので、車の移動は大丈夫だそうです。(但し、四駆・スタッドレスの車はあったほうがいいそうです)
屋根の雪下ろしはシーズンに4回くらいと聞きました。大変かもしれませんが、良い運動と楽しんでやれたらいいなと思っています。ウチには小さな子供がいるので、家の周りでかまくらとか、大きな滑り台などを作って一緒に遊びたいですね。
Q4.仕事はありますか
地元の人たちは、建設業・農業など集落内の仕事をしている人もいますし、車で30分かけて白鳥町まで通っている人もいます。移住者の男性は自ら独立をしてお仕事をされている方がほとんどです。農業や林業で研修生の受入れを行っているところもあるので、まずは研修生として経験を積み、その後起業するという考え方もありますね。ここで新しい仕事を起こして、石徹白に更なる活気を与えてくれる方、大募集中です!
一方、女性の仕事は、夏場は農家さんのお手伝い、冬は近隣のスキー場など、パートとしての仕事は一年を通して意外とありますよ。
Q5.教育環境は?
石徹白には保育園と小学校があります。
保育園は2013年9月現在7名。小学校は11名の生徒が在校しています。
保育園と小学校は併設されていて、休み時間になると小学生たちが保育園に来て園児たちと遊んでくれることもよくあるそうです。年上の子が年下の子の面倒を見ることが当たり前になっているので、まるで地域全体で子育てをしているような印象さえ受けます。
小学校は、少人数ならではの良さがあります。運動会や文化祭を見ても、一人一人が主役のようで、何事にも一生懸命取り組んでいます。学校での勉強も、一人一人の理解度に合わせた授業が行われています。地区内に学習塾はありませんが、みな、成績は良いようですよ。
釣りクラブ、学校菜薗、民踊教室、スキー教室など、この地域ならではのユニークな活動も行われています。
それよりなにより、緑に囲まれたこの自然が子供にとっても大いなる先生。このような環境で子育てを出来ることが、私にとって何にも変えることの出来ないかけがえのない時間です。
なお、中学校からは、バスで40分かけて、白鳥まで通うことになります。
Q6.田舎だと近所づきあいが大変ってよく聞きますが
仲間に入れてくれなかったり、または距離感が近すぎたり、、、なんて話よく聞きますよね。
結論から先に言うと、ここでは「適度な距離感」があって私自身大変さを感じたことはありません。皆さん息子をとても可愛がってくださるし、おすそ分けを頂くこともしばしばあります。でも付き合い方がベタベタしていないので、これまでの人付き合いで気疲れしたような記憶はないですね。皆さん精神的にも自立されてらっしゃるのか、付かず離れずの程よい距離感です。

移住前は私もあれこれと心配事は多かったのですが、住んでみたら地域の方々も快く受け入れてくださるし、とても充実した毎日を過ごせています。そして息子がこの場所で(とても)伸び伸びと成長していることが、私にとって何より大きな喜びです。